雨が印象的な透明感ある作品ですね!

梅雨のこの時期、ぴったりだと思います。

そして、中年のファミレス店長にJKが恋をするという、ある意味夢ある作品でもあります(笑)

原作は読んでいないですが、アニメと実写を見ました。

店長は、どこか頼りない印象の男性だけど

実は作家になりたい(なりたかった?)夢を捨てきれないまま、生きていくためにファミレスの店長をやっている人。

一方、女子高生のあきらは、元陸上部のエースで、走る事が大好きだったけれど

アキレス腱断裂という怪我を負ってしまう。

そんな時、たまたまファミレスで店長に出会い

店長の優しさに惹かれてバイトを始める。

あきらの純粋でまっすぐな恋ゴコロと、そのエネルギーにたじたじな店長という構図にキュンキュンしてしまいますね!

私は個人的にリアルな店長の反応がすごい好きですw

オトナの対応というか…

信じられないけど、合意をいい事にJKをつまみ食い、なんて悪い大人もいないわけじゃないですからね…

逆に、そんな店長ならあきらも惹かれなかったでしょうけど。

ぐいぐい食い気味に距離を縮めようとするあきらに、苦笑いしながらどうどうと諌めつつ距離を取る店長。

このもどかしい恋愛、一体どうなっていくんだろう?

と、いつのまにか私は、このストーリーを「JKの望み薄い片思い」という目線で見てしまっていたのですが

よく見てみれば、あきらは元々女子陸上のエース。

店長に出会ったあの雨の日も、「走りたいけど走れない」そんなもどかしい想いを抱えてファミレスで雨宿りしていたはず。

そこに店長の「きっと、すぐ止みますよ」

という言葉が効いてくる。

多分あきらは、色んな意味で存在を肯定された気分になったんだと思う。

雨だし、走れないし。私、一人で一体なにやってんだろ。

そんな気分を救ってくれた。

それが、店長。

いや、店長は頼りないけど包容力ありますよね。

そこが結構魅力だと思う。

作家さん志望なだけにロマンティストだし(笑)

そんな店長は店長で、諦めようにも諦め切れない夢を一人で持ち続けている。

なんだか似てますよね。

そして、作家になりたい店長の夢を知ったあきらは、いつかのように彼を肯定する。

お互いの夢を、本当にやりたい事を知って応援し合う。

最終的に、二人は恋愛関係として成立はしなかったけど、夢への情熱を取り戻す事が出来た。

お互いにとって、すごく意味のある出遭いだったはず。

この二人がお互いに本来の道に戻るために出逢ったのかな?

そんな感じ。

恋愛感情は勘違い、じゃないけど

誰かの夢をそのまま応援出来るのって愛だよね

この作品は最終回に関して色々賛否両論あるみたいだけど、私は大きな意味で「人生の雨宿り」を描いた作品だと思いました。

こういう時期って、ある。

恋愛として見たら残念な煮えきらない結果に見えるかもしれないけど、二人はお互いの人生にとって大切なものを得ているので

これはこれでハッピーエンドかなと(笑)

雨が上がって、あきらは走り出す。

店長はきっと、「恋は雨あがりのように」で作家デビューとかしちゃうんじゃないでしょうか(笑)

それを読むあきらとか妄想したら楽しいですよね。

どう見るかで解釈が変わるいい作品だと思います。